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台風の季節がやってきました

お盆も過ぎ、高校野球も終わりましたが残暑はまだまだ厳しいです。皆さん、夏バテなどしていませんか。

そんな中、いよいよ台風の季節がやってきました。来週は日本列島のほとんどの地方で台風の影響を受けるとの予報が出ています。

台風が近づくと気圧が下がります。通常の雨天でも気圧は下がっているのですが、台風の時は更に下がります。この気圧の低下が人間の身体に色々な影響を及ぼします。

一番の影響は副交感神経が興奮する事です。副交感神経が興奮すると、「偏頭痛」「喘息」「アトピー性皮膚炎」などや、それ以外にも様々なアレルギー症状が出てきます。

これらの症状を改善するには副交感神経の興奮を抑制するのが一番の近道です。その方法も色々と有りますが、お勧めは運動です。たくさん汗をかいて息が上がる位の運動をすると交感神経が働き副交感神経の興奮を抑えてくれます。

アレルギー症状の有る方も無い方も、しっかり運動をして筋力を維持して健康で暮らしましょう

 

2024年08月24日

喘息

皆さん、こんにちは

昨日の新聞で落語家の桂ざこばさんがお亡くなりになった事を知りました。子供の頃から色んな番組で見ていた方なので残念です。76歳はまだまだ早いです。

ざこばさんの死因ですが、新聞には喘息と書いてありました。喘息は井穴刺絡学では自律神経の副交感神経の働きすぎと考えます。副交感神経異常亢進が基本に有り、何かの誘因が加わると症状が出てきます。出続ける咳が代表的な症状で胸苦しさを訴える方も多いです。

症状を発生させる誘因ですが、これは人それぞれ様々有ります。甘い食べ物、お酒、タバコ、猫などが誘因となります。

治療としては、やはり働きすぎた副交感神経を抑制しなければなりません。そして生活改善です。いくら鍼治療で副交感神経を抑制しても誘因を取り除かなければ症状はすぐに戻ってしまいます。今までの食生活や生活習慣を見直して症状が出にくい身体になる事が重要です。

喘息でお困りの方がおられましたら、お気軽にお問合せ下さい

 

2024年06月13日

講習会に行ってきました

皆さん、こんにちは

6月1日、2日と井穴刺絡の実技講習会に参加する為、福岡に行ってきました。参加者は私も含めて24名、北は北海道、南は沖縄から参加された方もおられ、皆さん治療技術の更なる向上の為熱心に学んでおられました。

今回のテーマは、「圧痛点の探し方」と「腹診」でした。体性神経の問題で身体のどこかに痛みを感じている場合、その部位から離れた場所に圧痛点が存在する事が多いのですが、圧痛点を上手く見付けて、そこに円皮針などで軽く刺激を与えると症状が緩和する事が多いのです。

これは腰痛や膝の痛みにも有効なのですが、その他に非常に良い効果を発揮するのが生理痛です。脚の内くるぶしの少し上に三陰交というツボが有るのですが、生理痛でお困りの方は左右どちらか、又は両方に圧痛が存在する事が多いです。三陰交の圧痛点を正確に取り、そこに円皮針を正確に貼ると辛い症状が緩和します。

もう一つの「腹診」ですが、例えば腰痛でお困りの方の場合、中年以後の方なら内臓の不調が原因である事が本当に多いです。特に腎臓と肝臓の不調は大きく関係しています。それを調べるには腹診はとても簡単で、しかも分かりやすいです。今回の講習会では押さえる部位や押さえ方の復習をしてきました。他の方に押さえてもらった感覚や私が押さえた時の間隔を皆で共有して今後の腹診に活かせる学びが出来ました。

今後も治療技術の向上に務めてまいります。よろしくお願い致します

2024年06月07日

五十肩

昨日、五十肩でお困りの方が来られました。

56歳の女性です。今年の1月中旬、特に理由もなく痛くなり、それから痛みが増してきたそうです。服を脱いだり着たりする時に一番痛みを感じます。

問診表で既往歴を色々書いて頂いた中で私が気になったのは、左股関節の人工関節置換術でした。何か手術を受けられた方は手術の傷痕が癒着を起こし、それが全然違う場所の痛みとして現れる場合が結構有ります。

まず肩を動かして頂いて、どの動きでどこが痛いか確かめました。次に手術の傷痕やその周辺に押さえて痛い場所(圧痛点)がないか調べました。そうすると傷痕の少し左側に圧痛点が有りましたので、そこを私がすこし押さえて先程と同じ様に肩を動かしてもらうと前よりも

痛みが緩和しました。その圧痛点に円皮針(0.6ミリのごく短い針)を貼り付けて、次はベッドに横になっていただきお腹を調べます。みぞおちからゆっくり押さえていくとおへその左上の腎臓の部分に圧痛が有りましたので、その圧痛を取るため井穴刺絡を行いますと圧痛は取れました。そして肩の動きを確認するとまた少し緩和していますがまだ痛みは有ります。

次は痛みを感じている場所を通る経絡を考え、その経絡の井穴刺絡を行いましたら、だいぶ痛みが減りました。服の脱ぎ着の動作をしてもほとんど痛み無く出来ます。若干の違和感は残りましたがここで終了としました。

お腹やその周辺の手術をされた方は、それが原因となって肩や腰の痛みで表現される事が有ります。女性の帝王切開や会陰切開も手術に含みます。肩や腰の痛みがなかなか治らないという方は全く違う場所が原因となっている場合も有りますので一度ご相談下さい。

2024年04月24日

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治療内容や院内の出来事、皆さんに役立つ健康情報をお伝えしていきます

2024年03月25日